ヤミ金被害

 今でもヤミ金から借入れをしてしまったという相談は後を絶たない。
 しかも、ヤミ金業者がする利用者やその家族に対する嫌がらせの度合いは変わらない。あいかわらず、利用者の勤務先への電話・FAX、家族の実家・勤務先への電話・FAX、それらの場所への110番通報や大量の出前注文等である。自宅の近隣を調べ、近所に一斉に電話をかけるということもある。
 ヤミ金に借入れをしてしまったら、ヤミ金利用者は、まず「ヤミ金と手を切る」という強い決意をもつ必要がある。
 やってくる嫌がらせは、せいぜい上述のような手口なのだが、周囲が困憊することで、ヤミ金利用者も次第に「お金で解決してしまおう」という安易な解決方法が頭に浮かんでしまうようである。
 ヤミ金から借りてしまった自分を断ち切るためにも、ヤミ金には「絶対に返さない」と繰り返し言い続けるべきである。
 そのような決意が継続するよう司法書士はヤミ金利用者を支援し続けていかねばならない。
 なお、私の事務所では当然にヤミ金事件の相談を受け付けているが、代理事件として私が全面的に交渉することは少ない。もちろん手ごわいヤミ金業者は私が処理するが、原則として、私がヤミ金利用者と一緒にヤミ金に電話をかけ、「もう二度と借りないし、今回の分も返さない」と、ご本人の口からヤミ金に言ってもらうことにしている。
 ヤミ金撲滅とともに、ヤミ金利用者の心に潜むヤミも消えてくれることを願って。



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プロフィール

Author:赤松 茂
あかまつ司法書士事務所
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(平成26年5月に事務所移転しました。)

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