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「簡裁代理権の範囲と本人訴訟支援」に関する研修会

 平成24年8月4日(土)10時から13時まで、千葉司法書士会において、「簡裁代理権の範囲と本人訴訟支援」に関する研修会に、日司連執務問題検討委員会委員として講師として伺った。
 参加者は50名ほどであった。

 昨今、司法書士の簡裁代理権の範囲を巡る紛争の中で、司法書士の本人訴訟への関わり方も問題視されることが多くなってきた。
 司法書士は、あくまで本人が主体となる本人訴訟に対して、裁判書類作成関係業務という業務の範囲内で紛争に関与するのであり、あたかも司法書士が主体となったかのような関わり方は、この業務の範囲を超えていると言わなければならない。
 事前交渉、訴訟提起の判断、訴状の内容、係属中の交渉、和解行為、など、実体上、司法書士が主体となって関与することはできないのであるが、無用な紛争を生じさせないためにも、客観的に疑わしいと思われる行為も慎んだ方がよいだろう。
 もちろんん、本人訴訟に関する裁判書類作成関係業務は、司法書士の根幹業務の一つであり、利用者のニーズの高い業務でもあるので、過度に委縮する必要はない。
 基本をおさえたうえで、積極的に受任していくべきである。

 ということを本人訴訟支援に関する部分では講義させていただいた。

 ところで、この本人訴訟支援に関する問題は、「弁護士業務と司法書士業務との相違」という問題に置き換えて語られることが多いようにも見えるが、本質は「代理業務と書類作成業務との相違」である。
 司法書士であっても簡裁事件であれば代理業務をすることができるのであるし、弁護士であってもあえて書類作成業務をするということも観念し得るのであるから、この問題を職域争いの問題としてはならない。
 本人訴訟支援の在り方という、まさに市民に関する問題なのである。

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赤松 茂

Author:赤松 茂
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(平成26年5月に事務所移転しました。)

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