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丸和商事再生計画案提出

 静岡県掛川市に本社を置く貸金業者であり、民事再生手続中の丸和商事が、平成23年9月30日に東京地裁に対し、再生計画案を提出した。

 同社によると、過払い債権者などの債権者に対する弁済率は、
1000万円までの部分につき1.65%
1000万円を超える部分につき1.32%であり、
再生計画案認可決定確定の日から2ヶ月を経過する日までに一括弁済するとのことである。

 詳細は、同社HPを参照されたい。
 http://www.maruwa-s.co.jp/privacy/110930_osirase.pdf

 なお、同社の再生手続には、静岡県沼津市に本社を置く地銀であるスルガ銀行が支援を目的とするスポンサー契約を締結しているところであるが、今のところ支援スキームは公表されていない。
 http://www.surugabank.co.jp/surugabank/kojin/topics/110922_2.html

 どのような支援スキームを用いるかは、おそらく再生計画案の中で述べられていると思われるので、その概要は近日中に明らかとなるだろう。

 丸和商事の再生手続においては、自ら過去の全取引を引直計算し、潜在的過払債権者を含む全ての債権者を自認したことに特色があり、貸金業者倒産の一つの到達モデルとも言いうるが、その影響か、極めて弁済率が低い再生計画案であるというのが率直な感想である。
 また、地元銀行がメインとなって支援するというのも、今回の再生手続の特色であるといえよう。
 包括承継スキームを用いるのであれば、スルガ銀行に対し50万円の債務を負っている方が、丸和商事に50万円の過払債権を有している場合には、対当額で相殺を認めていただきたいという素朴な気持ちもあるが、おそらく、それは認められないのだろう。

 それにしても、1.65%は低いとしか言いようがない。


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赤松 茂

Author:赤松 茂
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(平成26年5月に事務所移転しました。)

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