月報全青司「執務現場から」

 月報全青司には「執務現場から」というコーナーがあり、執筆依頼を受けたので、次ような文章を寄稿した。
 珍しくかなり軽い文体にしてみた。

 執務現場から

                     全青司副会長 赤松 茂

 皆さん、こんにちは。
 私は、平成14年に司法書士試験に合格し、平成15年に勤務司法書士として司法書士登録し、平成16年に静岡県沼津市において司法書士事務所を開業しました。
 沼津市というところは人口20万人強の街で、漁港が観光地となっています。
 開業当初は、弁護士事務所や裁判を扱う司法書士事務所も少なく、私の事務所は自ずと裁判が主たる業務の事務所となりました。
 クレサラ相談に限らず、少額民事紛争などの一般民事に関する相談も多く寄せられます。

 会務の方はというと、平成16年の開業とともに、日司連の月報発行委員会の委員になりました。平成19年度から2年間委員長を務めましたが、足掛け4期が満了した平成22年度で退任させて頂きました。
 平成17年には、全青司会長として、私の師である小澤吉徳氏が立ちましたので、私も、少しでも師の役に立ちたいという思いから、全青司の常任幹事に立候補し、司法書士界として初の「全国一斉労働トラブル110番」の開催を呼び掛けました。初年度は全国で13もの単位会がこれに応じてくださり、これを機に、全青司では毎年「全国一斉労働トラブル110番」を開催するようになり、平成19年度には全青司とは別に、日司連でも「全国一斉労働トラブル110番」が開催されるほどまで、労働相談への対応が強化されるようになりました。
 ただ、実を言うと、私が全青司の常任幹事を務めたのは平成17年度の1年限りで、平成18年度以降平成21年までは、全青司は、いわゆる「平幹事」でした。
 ちょうどその時期に、日司連の月報発行委員会の委員長をしたり、静岡本会の理事や常任理事をしたりしなければならないという事情もありましたが、全青司で、「常任幹事」ではなく「幹事」として関わった主な理由は、全青司が一層発展するためには、何より「幹事」が活性化されなければならない、ということを常任幹事をする中で感じたからです。全青司において常任幹事の員数は限られています。わずか30名です。この30名がいくら奮闘したところで、できることには、やはり限界があります。より大きな事業を展開するためにはマンパワーが必要となることは当然であり、そのためには、「幹事」が主体となって、全青司をもり立てていく必要があるだろうと考えたのです。
 そんなこともあって、それから、しばらくは、日司連、静岡本会の会務とともに、全青司の幹事として、労働問題や簡裁事件受任促進などについて、今は無き「カンジュニ(簡裁事件受任推進委員会)」で情報発信に努めて参りました。
 この時期の委員会のメンバーには、掛川さん(長野)、梅垣さん(鹿児島)、鈴木修司さん(静岡)、山田茂樹さん(静岡)、茂木さん(兵庫)、谷さん(大阪)などがおり、とても充実した委員会活動と旅の思い出が残りました。
 そんなこともあり、私なりに充実した全青司ライフを送っていたのですが、平成22年度に東京の村上美和子氏が全青司の会長になることになり、村上氏は、当時、カンジュニ(現司法アクセス委員会)の担当副会長だったこともあって、ここでもまた世話になった村上氏の役に立たねば、との思いから、私は、全青司の副会長をお受けすることにいたしました。
 私のように、常任幹事から数年以上も離れており、しかも、委員長も経験していないものが副会長になるというのも、「幹事」の感覚を執行部に伝えるという意味では、きっと役に立つところがあるだろうと考えたことも、副会長をお受けした理由の一つです。
 一度、副会長をお受けすると、翌平成23年には私の地元静岡での全国研修が控えておりましたので、引き続き、もう1年、副会長をさせていただくこととしました。
 実は、全青司、日司連、静岡本会の他にも、平成22年からは非常に重い会務を担当させていただき、貴重な経験を積ませてもらっているのですが、自主規制的な守秘義務の関係から、今回は割愛させて頂きます。 

 さて、会務の話が長くなりました。
 私は、会務ばかりやっているように見られるらしく、事務所の業務はちゃんとやっているのか、というご質問をよく受けるのですが、もちろん、しっかりやっています。今までに業務遅滞などの苦情も頂いたことはありません。

 会務も事務所業務も「クイックレスポンス」が信条です。
 事務所業務をしていても、「労働審判」、「少額訴訟債権執行」、「犯罪被害者保護法17条に基づく損害賠償命令」「ドロップシッピング商法のクーリングオフ」など、ちょっと目新しい事案のご依頼を受けると、事件解決後、脚色して文章にしておりますので、実は、実務も会務も表裏一体というところが往々にしてあります。
 そのような塩梅ですので、会務・事務所業務も充実していると私は感じております。
 以上、拙文をお読みいただき、ありがとうございました。
 全青司「幹事」が今後もより多くの情報発信を続け、全青司をもり立ててくださることを強く期待しています。

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プロフィール

Author:赤松 茂
あかまつ司法書士事務所
静岡県沼津市下河原町48番地

【TEL】055-963-8002

【Mail】 quick-response@nifty.com

(平成26年5月に事務所移転しました。)

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