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兵庫県司法書士会労働研修

 平成23年6月27日(月)18時から20時まで、兵庫県司法書士会において、労働研修が開催されたので、講師として登壇させていただいた。
 テーマは、「解雇事件における労働審判の活用について」である。
 労働審判制度が施行されて、5年が経過し、利用件数も順調に推移しているところである。
 この労働審判制度は、本人訴訟率が2割弱と公表されており、それら本人訴訟をいかに支援していくか、ということが司法書士の課題となっている。
 とくに、司法書士が解雇事件に関与するにあたっては、労働審判制度を使いこなすことができなければならない、と私は考えている。

 講義では、私が実際に関与した3つの事例を基にしながら、できる限り具体的な概要を紹介しつつ、労働審判申立て及び手続進行の際の留意点を解説させていただいた。

 労働審判制度は、施行当初は地裁の本庁のみでの運用であったが、昨年より、一部(福岡・東京)の地裁支部でも開始されており、ますます身近な制度となってきているし、災害対策の紛争解決の方法としても注目されているところなので、今後の利用件数は益々増加するだろう。

 ところで、司法書士が個別労使紛争に関与する際の大きな留意点として掲げておきたいのは、個別労使紛争は簡裁代理の範囲での対応が極めて困難となるケースが多い、ということだ。
 解雇事件などでは、労働者としての地位確認を求めることが多いのだから、受任当初から、本人訴訟支援として司法書士法3条5号業務として関与していく姿勢が求められる。
 本人訴訟支援の在り方についても再考していく時期に差し掛かっているように感じている。

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赤松 茂

Author:赤松 茂
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静岡県沼津市下河原町48番地

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【Mail】 quick-response@nifty.com

(平成26年5月に事務所移転しました。)

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