震災の義援金

 司法書士界が行っている震災の義援金は、市民向けのものと同職(司法書士)向けのものの2本立てで取りまとめられていることが多い。
 特に同職向けの義援金は、主に各地の本会が窓口になり、日司連が集約していることが多いようだ。
(司法書士個人が直接日司連の集約口座に振り込むことも可能)

 ところが、同職向けの義援金の集まりが、どうも悪いらしい。
 聞くところによると、同職だけを支援するのではなく、市民全体を支援すべきではないか、という素朴な違和感を感じる会員もいるようだ。

 しかし、私は、こう考えている。
 同職への義援金による支援をすることは、結果的に被災地の同職が少なくとも経済的に余裕を持った状態で、被災地市民の相談活動に専念することができるということを意味する。(経済的に余裕がなければ、無料相談などを担当するのは困難である。)
 すなわち、同職への義援金による支援とは、司法書士という専門職能を媒介し、被災地市民を支援することにほかならないのだ。

 被災地での相談は、長期間に亘ることが予想されるため、どうしても地域に密着した相談体制の確立が望まれる。
 そのためには、被災地の同職を徹底的に支援することが最も効率的であると考えている。 

 もちろん足りない部分は遠方の司法書士がサポートすることは当然だ。

 それでも、優先順位としては、被災地の同職に対する経済的支援が優先する。
 そう考えているところなので、私は、先日、静岡本会の窓口に同職向けの義援金として100万円を振りこんだ。

 私が義援金として交付した額を公表するのは、公表することによって、一人でも多くの司法書士が少しでも多くの同職向けの義援金を交付されることを強く期待しているからだ。

 心から期待している。

  

コメント

No title

私も同職でございます。

所属会を通して義援金を送りましたが、一般向けと同職向けとに
やはり分かれていました。金額の振り分けは送金者が選ぶことが
できましたが、申出がなければ会が振り分けることになっていま
す。

私も義捐金を納付させてもらいましたが、確かに地元の司法書士
ができる限り早期に、職務遂行、相談受付ができる体制になるこ
とは大事ですね。

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プロフィール

赤松 茂

Author:赤松 茂
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(平成26年5月に事務所移転しました。)

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