スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

静岡県司法書士会裁判事務研修

 平成21年3月7日は、静岡県司法書士会において、裁判事務研修が開催され、参加した。
テーマは、改正特商法・割販法であり、第1部の講師は明治学院大学消費情報環境法学科准教授の圓山茂夫氏である。同氏は、悪質商法被害救済のためのバイブルともいえる「詳解 特定商取引の理論と実務」(民事法研究会)の執筆者でもある。
 圓山氏から、改正法に関する詳細な解説がなされた後、第2部に「悪質商法被害救済の実務」と題して、パネルディスカッションも展開された。
 ディスカッションのテーマは、今回の改正から漏れたカード決済や決済代行業者にまで広がり、すでに次の改正を視野に入れているかのようであった。なお、司法書士のY氏も、パネラーとして参加していた。


 クレジットで負った債務の救済は、2通りの処理方法がある。
 「契約の入口」で処理する方法と、「契約の出口」で処理する方法である。
 「契約の入口」での処理とは、消費者契約法に抵触するような不当に契約を締結されたり、特商法に抵触するような行為で契約を締結されたりした場合は、契約をクーリングオフや取り消すことにより、負債を免れ、クレジット会社に対しては、それに基づき支払い停止を行い、場合によっては赤伝処理などにより既払い金の返還を求めることになる。
 一方、「契約の出口」での処理とは、既に負った負債の支払い方法に対する法的手続である。すなわち、破産、個人再生、任意整理等により、支払い額の減免を求めていくことになる。
 法律相談は、現在から過去にさかのぼって救済を図ることになるので、相談を担当する司法書士は、ややもすると安易に「契約の出口」での救済を選択してしまうこともあるかもしれない。
 その場合、被害はクレジット会社の貸倒金に計上されることにより、悪質商法の実態が顕在化する機会が奪われてしまうことにもなりかねない。
 悪質商法被害救済のためには、「契約の入口」をきちんと見据え、適切な手続選択をすることが最も肝要であろう。



コメント

具合はどうですか?

土曜日はお疲れ様でした。非常に有意義な研修でしたね。
パネディスは,司法書士のO氏とY氏がそれぞれの個性が出ていたとの評価を受けました。

12日はいよいよ舞台本番・・緊張してます。

おかげさまで大分よくなりました。

 土曜日は、懇親会に参加できず、残念でした。

 さて、12日の本番は、①練習の1.5倍のスピードで、ゆっくりしゃべる、②とっさのアドリブにも、臨機応変に対応する、を心がけていきましょう!

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー) URL

プロフィール

Author:赤松 茂
あかまつ司法書士事務所
静岡県沼津市下河原町48番地

【TEL】055-963-8002

【Mail】 quick-response@nifty.com

(平成26年5月に事務所移転しました。)

カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。