法制審議会民法(債権関係)部会第一読会終了

 法務省によると、3月29日に予定されていた法制審議会民法(債権関係)部会第26回会議を4月12日に開催したようだ。

 当初の予定通りの議論が進められているのであれば、これで第一読会が終了し、パブリックコメントに付すための「中間的な論点整理」が確定されたことになる。
 「中間的な論点整理」のおおよその内容は、これまでに順次公開されている「中間的な論点整理の叩き台」(1)乃至(4)で知ることができる。

 問題は、パブリックコメントが、いつから開催されるのかという点である。

 東日本大震災により被災地の方々が、民法(債権関係)改正に関する意見を述べることは、非常に困難な時期であるといえるだろう。
 また、被災地以外においても、震災への対応に追われ、十分な検討をすることができないであろうことも予想されるところである。

 法制審議会においては、民法という大法典の改正に関する意見を聴くに相応しい時期までパブリックコメントの開始を延期していただきたい、と私は思っている。

 市民のための民法を目指しているのだから、市民の声を十二分に聴く機会を確保すべきだ。




 

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赤松 茂

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