敷引特約に関する最高裁判決

 平成23年3月24日に敷引特約に関して最高裁が判断を示している。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=81180&hanreiKbn=02

 その要旨は次のとおり。
1 居住用建物の賃貸借契約に付されたいわゆる敷引特約は,敷引金の額が高額に過ぎるものである場合には,賃料が相場に比して大幅に低額であるなど特段の事情のない限り,消費者契約法10条により無効となる
2 居住用建物の賃貸借契約に付されたいわゆる敷引特約が消費者契約法10条により無効ということはできないとされた事例

 消費者契約法10条の射程について、事案ごと検討していく必要がある。

 静岡県内においても、「敷引」という名称ではないが、「敷金」を「入居保証金」などという名目で受領し、当該入居保証金から一定額を無条件で控除する特約を設ける事案が散見されるところである。

 事例の集積を行い、消費者契約法10条の射程をより明確にしていかなければならないだろう。
 

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Author:赤松 茂
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