司法書士あかまつの事件簿
静岡県沼津市で開業している司法書士赤松 茂のブログです。事件簿といっても、司法書士業務を通じた雑感などが主な記事になります。
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司法書士としての生き方 その12
司法書士になるまでの回想記の続きである。バックナンバーは、左欄の「司法書士新人研修」からご覧いただきたい。
本編では、紆余曲折の末、父の死により、やっと司法書士を目指すだけの動機づけが形成され、途中で挫折しそうになりながらも、スノーボードの世界選手になった友人などを目標に受験勉強を続けているところである。
今回は、番外編的に、過酷な受験勉強の先にあるものについて振り返ってみたい。
司法書士試験は、司法書士試験を目指そうという気持ちをもつことができた人であれば、1日あたり10時間程の勉強を毎日、それを1年から2年ほど継続することで、合格レベルに達することができると思っている。(いずれ述べることになろうが、合格レベルに達することと合格することは別ではある。)
そうは言っても、毎日10時間程の勉強時間を継続するのは楽ではない。
(とくに私の場合、1日8時間働きながらであったので尚更だった。1日10時間の勉強時間、8時間の労働時間、2時間の最低限の生活時間、8時間の睡眠時間というのが平均的な1日の内訳だった。重複する時間があるところがミソである。)
そのような非人間的な生活を送ることができたのも、当時、「合格すれば、後は何とかなる」という漠然とした希望を持つことができたからだ。それだけ「司法書士」という資格には魅力があるように思えたのである。
「合格後」のことは受かってから考えればよいと思うことができたので、受験時代は合格することだけを考えることに専念できていた。開業後の不安を持つことなく、受験勉強だけに専念できるというのも幸福である。
そして、実際に、今のところ、何とかなっている。
翻ってみて、現在は、どうなのだろう。
「合格すれば、後は何とかなる」
今の司法書士受験生は、そう思っているだろうか。
「司法書士」という資格が、いつの時代も受験生にとって、そう思えるだけの魅力ある資格であり続けなければならないし、実際に「何とかなる」という実績も残し続けていかなければならない。
そうでなければ、多くの受験生は、全ての生活を一変させてまで、朝から晩まで受験勉強漬けという毎日を送ることが嫌になってしまうだろう。
「司法書士」という資格が、過酷な受験勉強の先にある「輝かしい未来」であり続けるために、司法書士を取り巻く環境が大きく変化している今こそ、一足先に司法書士になった者が奮起するときではないかと感じている。
本編では、紆余曲折の末、父の死により、やっと司法書士を目指すだけの動機づけが形成され、途中で挫折しそうになりながらも、スノーボードの世界選手になった友人などを目標に受験勉強を続けているところである。
今回は、番外編的に、過酷な受験勉強の先にあるものについて振り返ってみたい。
司法書士試験は、司法書士試験を目指そうという気持ちをもつことができた人であれば、1日あたり10時間程の勉強を毎日、それを1年から2年ほど継続することで、合格レベルに達することができると思っている。(いずれ述べることになろうが、合格レベルに達することと合格することは別ではある。)
そうは言っても、毎日10時間程の勉強時間を継続するのは楽ではない。
(とくに私の場合、1日8時間働きながらであったので尚更だった。1日10時間の勉強時間、8時間の労働時間、2時間の最低限の生活時間、8時間の睡眠時間というのが平均的な1日の内訳だった。重複する時間があるところがミソである。)
そのような非人間的な生活を送ることができたのも、当時、「合格すれば、後は何とかなる」という漠然とした希望を持つことができたからだ。それだけ「司法書士」という資格には魅力があるように思えたのである。
「合格後」のことは受かってから考えればよいと思うことができたので、受験時代は合格することだけを考えることに専念できていた。開業後の不安を持つことなく、受験勉強だけに専念できるというのも幸福である。
そして、実際に、今のところ、何とかなっている。
翻ってみて、現在は、どうなのだろう。
「合格すれば、後は何とかなる」
今の司法書士受験生は、そう思っているだろうか。
「司法書士」という資格が、いつの時代も受験生にとって、そう思えるだけの魅力ある資格であり続けなければならないし、実際に「何とかなる」という実績も残し続けていかなければならない。
そうでなければ、多くの受験生は、全ての生活を一変させてまで、朝から晩まで受験勉強漬けという毎日を送ることが嫌になってしまうだろう。
「司法書士」という資格が、過酷な受験勉強の先にある「輝かしい未来」であり続けるために、司法書士を取り巻く環境が大きく変化している今こそ、一足先に司法書士になった者が奮起するときではないかと感じている。
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