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静岡県司法書士会「武富士緊急相談会」開催

 平成22年10月4日17時より21時まで、静岡県司法書士会で開催している「武富士緊急相談会」電話相談員を担当した。

 静岡県司法書士会では、武富士が会社更生の申立てをした9月28日より、連日、電話相談会を開催しており、利用者に今後の対応を呼びかけている。当面の間、司法書士が当番で司法書士会に詰めて、相談にあたっている。

 武富士では、取引中の債権を現在引き直ししているところのようであるが、既に過払いになっているにもかかわらず、そうと知らずに弁済をしてしまうと、返還手続きに非常に手間取ることになるし、返還が保障されないケースも今後生じうる。そのため、利用者は、まず、自分の債権を利息制限法所定の利率によって引き直すと、債権が残るのか、過払いとなっているのか、を把握しなければならない。過払いであれば、その旨を武富士に通知して、以降の弁済を止めるべきだろう。
 武富士によると、引き直し後の額は、ATMに表示するとのことであるが、①提携ATMでも表示されるのか、②銀行振込による返済の方にはどのように知らせるのか、の2点が未だ明らかとなっていないようである。

 10月5日以降開催される債権者集会で、この点は明らかにしていただきたい。

 また、利用者にとって最も関心事となるのは、今回の届出等により、自己の信用情報に不利益情報は登録されるのか、という点であろう。
 JICCによると、3ヶ月以上の延滞で「延滞」情報の登録、司法書士・弁護士の介入で「任意整理」情報の登録がなされるとのことであるが、後日、過払いの事実が判明すると、それらの情報は抹消されるとのことである。引き直しても債権が残る場合、和解後の弁済までに3ヶ月以上が経過していれば「延滞」情報が「延滞解消」情報に書き換えられ、1年間情報登録され、「任意整理」情報は5年間登録されたまま、とのことである。
 なお、JICCとは貸金業系の情報機関であり、銀行系は独自の情報機関があり、延滞等の事故情報のみ、それらの信用情報機関では情報交流を行っているようである。(JICCとクレジット系のCICとは、いわゆるホワイト情報についても情報交流を行っている点に留意。)

 ところで、静岡では、武富士に関する相談も、ある程度落ち着いてきたようである。
 次のステップは、武富士の過払い債権者が一丸となることだ。
 全国団体の結成が望まれるところである。



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赤松 茂

Author:赤松 茂
あかまつ司法書士事務所
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(平成26年5月に事務所移転しました。)

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