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貸金業法完全施行!

 本日、貸金業法が完全施行された高金利・グレーゾーン・過剰融資による多重債務問題が立法的に解決が図られたと評価することができよう。その意味では、多重債務問題終焉の日といってもよいのかもしれない。

 しかしながら、一つの社会問題の終わりは、新たな社会問題の始まりと認識すべきである。

 すなわち、既に貸金業者からの借入れがある方々の中で貸付が停止されるケースが多発しているので、そのように今ある債務のソフトランディングに向けて、返済カウンセリングを継続していく必要性があるとともに、新たな資金需要者がヤミ金等の違法業者に流れないよう啓蒙活動を徹底していかなければならない。
 次に多重債務者が続出するときは、その相手方となる貸金業者は、そのほとんどが違法業者なのである。司法書士などの法律実務家は、違法業者と対峙する姿勢をもちつつ、社会状況を注視していかなければならないのだ。

 また、総量規制には該当しないものの、配偶者の同意が得られず、貸付が停止されるケースも多発するおそれがある。そのような相談者には、法律実務家が多重債務相談と同じスタンスで応じても、おそらく受けいられないだろう。ご本人は、多重債務だと認識していないのだから当然である。このケースの問題は「家族に内緒なのを打ち明けなければならない」という1点なのだ。
 ご本人に「何を」「どう」話すのか?
 これから法律実務家の資質が問われそうだ。

 指定信用情報機関の調査義務が一巡するまで、あと3カ月ある。その間、新たな社会問題の発生に一層注視していかなければならないだろう。

コメント

No title

静岡県内の司法書士の中には、ヤミ金業者や日掛金融には過払請求をしてくれない司法書士が多数いることをご存知ですか?
私の知る限り、このブログのリンク先の司法書士にも存在します。許されるのなら個人名を公表したい気持ちです!
旗印はすばらしいと思いますが、“新たな資金需要者がヤミ金等の違法業者に流れないよう啓蒙活動を徹底していくこと”が現実的でしょうか?効果が見込めますでしょうか?どのような手法が効果があるのでしょうか?
自分の子供でさえまともに教育できない時代に、資金を必要としている人に教育できますか。。。



コメントありがとうございます。

 食費すらない状況で、ヤミ金から借りるな、という教育は机上の空論となってしまいかねません。

 私は、今後、社会保障制度の充実を求めていくことも重要なテーマになると考えています。

 しかし、啓蒙活動や社会保障制度の充実をもとめても、それでも、生きていくためにやむを得ず違法業者からの借入れをしてしまう資金需要者が生じないとはいえません。

 だからこそ、司法書士などの法律実務家は違法業者と対峙する姿勢を持ち続けていかなければならないと考えています。

 なお、すべての司法書士がそのような対応をしていない、とのご指摘について重く受け止めます。

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プロフィール

Author:赤松 茂
あかまつ司法書士事務所
静岡県沼津市下河原町48番地

【TEL】055-963-8002

【Mail】 quick-response@nifty.com

(平成26年5月に事務所移転しました。)

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