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司法書士としての生き方 その4

 司法書士になるまでの回想記の続きである。
 バックナンバーは、このブログ左欄の「司法書士新人研修」からご覧いただきたい。

 さて、法律に関する漠然とした憧れを抱いたまま、私は大学を卒業し、ある金融機関に就職していた。
 ある金融機関とは、ノンバンクだ。
 ゼミの教授は、退官するということで寛容となっていたのか、当時、もっともできの悪い学生であった私にも都銀への就職をあっせんしようとしてくれたが、ゼミの発表当番をほとんどサボっていた私には、そこまで甘えるわけにはいかないという、ささやかなプライドがあり、丁寧にお断りさせていただいた。
 また、大学を卒業する間際になっても、私は自分の進むべき方向を決めかねていた。
 今だからこそ言えるが、都銀に入ると一生銀行勤めとなるのではないか、という危惧もあった。
 つまり、まだ、自分の人生を決めたくなかったのだ。

 そう考えると、転職を最初から意識していた、と言えるのかもしれない。
 我ながら、とんでもない不良新入社員だ。
 しかし、守るべき社会的立場がない、という意識は、後に資格試験を目指す際の強いインセンティブとなった。


 そのような中途半端な気持ちで入社した会社で、初めて「司法書士」という資格を知ることになる。

 なお、その会社では、社内の競争が非常に厳しく、毎月、支店ごとの順位が発表されるなどしていたが、当時およそ500店舗中400後半の支店に入社した。同期の新入社員からは、ずいぶん心配されたものだ。
 その支店は、幸いチームとして、まとまることができ、その後1年半で全国8位の支店となった。
 振り返ってみれば、これは別に私の力ではないのだが、当時の私には「やればできる」という根拠のない自信をより強く抱かせるに十分な出来事であった。

 今回は、ここまで。
 司法書士という資格を知って、転職に至るまでの話は、また次の機会に。



 

コメント

No title

はじめまして。
いつも拝見して勉強させていただいております。

続きがきになる展開です。
楽しみにしております。

コメントありがとうございます!

 猫吉さん、ご愛読ありがとうございます。

 いつもは、固い記事ばかりなので、この不定期連載をかくのは、私にとっても、ちょうど良い息抜きとなります。

 当時のことを10年たってから振り返るのは、勇気のいる作業ですが、楽しくもあります。

 遠回りしたような気もしますが、意味のない出来事はないものですね。

 これからも、ぼちぼち書き続きますので、続きを楽しみに待っていてください!!

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プロフィール

Author:赤松 茂
あかまつ司法書士事務所
静岡県沼津市下河原町48番地

【TEL】055-963-8002

【Mail】 quick-response@nifty.com

(平成26年5月に事務所移転しました。)

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