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根保証の要件緩和の議論

 法制審民法(債権関係)部会では、先日、保証制度についても議論され、その資料が公表されているところである。
資料によると、根保証についても、その主たる債務の範囲を貸金等債務に限定しないという考え方についても議論されているようである。
 さて、この根保証の改正が実現すると、大きな影響があるかもしれないのが、賃貸借契約である。
 賃貸借契約の保証債務を負う場合、考え方によっては、これを根保証と解する余地もある。そうすると、極度額を定めなければ、根保証の効力が生じないという制度が適用されることになるとしたら、賃貸借契約の保証人との契約の際も極度額という、いわゆる上限額を定めなければならないことになりそうだ。
 もちろん、現時点では、検討の段階であるので、そのような改正が実現するかは、これから次第であるし、立法の過程で根保証の定義から賃貸借契約の保証債務を外すという技巧的な措置がなされる可能性もある。
 しかしながら、賃貸トラブルの保証人救済という視点では、ぜひ根保証に含めていただきたい、むしろ、それだけでは保護が足りないという視点から注視していきたい論点である。


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赤松 茂

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