「借主のための賃貸トラブル」に関する研修会

 1月31日は、埼玉県浦和市で、埼玉の青司協定時総会の事前研修として、「借主のための賃貸トラブル」に関する研修の講師をした。時間は13時30分から14時30分までである。20名以上の埼玉の司法書士の皆さんが参加してくださった。総会の前であるにもかかわらず、ありがたいことである。

 司法書士が、借主のための賃貸トラブルに取り組む意義は次のとおりである。
① 広義の貧困対策として、住居喪失という究極の生活破壊の局面に司法書士が関与することによ  り、借主のダメージを最小限におさえる。
② 「1日の家賃滞納で鍵の取り換えを行う」という不法行為を容認するかのような賃貸借契約におけ  る不当条項を監視する。
③ 司法書士の関与事件類型の偏在の解消および被告事件の関与率の増加を図る。

 上記の意義を理解してもらうために、いくつかの事例を基にして講義を行った。

 昨年度から賃貸トラブルに関する相談会を全国に呼び掛けており、労働トラブルに関する相談会は4年前から呼び掛けているところである。
 別々の相談会として、事業を行ってきたものの、昨今の社会情勢の中で「派遣切り」等に代表されるように、賃貸トラブルと労働トラブルは、究極のところで重なり合いを見せており、相談内容も複合的なものとなってきている。
 別の相談会として行うべきか、一つの相談会として行うべきか・・・

 さて、埼玉の研修講師をおえ、その足で、全青司カンジュニ主催の労働分野勉強合宿が行われている神戸へ向かう。その内容は、この次。


コメント

おつかれさま!

お疲れ様でした。実務家である司法書士は,社会の様々な事象に対して常にアンテナを高くして,110番事業など同事象に対するアクションを迅速に行う必要があるものと考えます。
 今後もみなで議論して様々な活動をしていきましょうっ!

東京の丸善で,例の書物を入手しました(^^)

例の書物は、司法書士S氏も所有しているようです。

 賃貸トラブル110番を全国一斉ではなく、集中開催で全国からの相談を受ける形態で実施してはどうだろうと、今のところ考えています。このブログをご覧になっている司法書士の皆様も、実施方法等につき、お気軽にご意見ください。

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プロフィール

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(平成26年5月に事務所移転しました。)

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