司法書士関東ブロック新人研修

 平成22年3月13日の午前中は、多摩において、関東ブロック新人研修の中で、「プレクレサラゼミナール」が開催されたので、講師として登壇した。
 このコマは、受講生へ午後に行うクレサラゼミナールのイメージを持っていただくために、先輩司法書士が「司法書士」役、「相談者」役をそれぞれロープレを演じて、相談現場のやりとりを伝えるものだ。私は、脚本と当日の解説役を担当した。
 クレサラ相談は、手続知識に熟知しているのは当然であるが、面談技法もそれ以上に重要である。疲弊しきった相談者をエンパワーすることが果たして相談を受ける司法書士にできるのか。そのような情熱をもつことができるかは、クレサラに取り組む初期の段階に決まってしまうことが経験上多いようだ。
 今回のロープレで、伝わっていればよいのだか・・・。

 また、午後からは、受講生が現に演ずるクレサラゼミナールが4時間40分にわたって行われた。
受講生を30以上のグループ分けし、私もチューターの一人となった。今年で確か5年目である。受講生のクレサラに対する印象も、年を経て、かなり変容を遂げている。
 私が合格した当初(平成14年)は、クレサラも司法書士ができる、ということを知らない受講生が多かった。ところが、以降、司法書士業務におけるクレサラの認知度は高まり、過払い返還ブームが到来し、広告を打つ司法書士事務所も増えたため、もはや司法書士がクレサラも扱うということは、受講生にとって周知の事実となった。
 さらに今年にいたっては、そのような広告や一部の司法書士の不祥事などの影響を受けて、受講生はクレサラ業務にマイナスのイメージをもっているものも多くいるようだった。

 クレサラ業務の認知度を高めよう、という段階から、クレサラ業務の正当な姿勢を伝える、という段階に来ているのかもしれない。


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(平成26年5月に事務所移転しました。)

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