静岡県司法書士会裁判事務研修

 平成22年3月6日13時から17時まで、静岡県司法書士会において、裁判事務研修が開催されたので受講した。
テーマは、第一講「債権における借地借家契約上の諸問題」、第二講「『債務整理事件の処理に関する指針』の解説」である。
 第一講は弁護士・不動産鑑定士の澤野順彦氏、第二講は司法書士の古橋清二氏が講師を務めた。
 近年、司法書士に寄せられる相談は、多重債務相談にとどまらず、収入減により家賃が支払えなくなってしまい、退去を余儀なくされているという、労働相談や賃貸相談などが入り交じった複合的なものも多くなっている。
 そのため、第一講は賃貸トラブルに関する知識を総整理する良い機会となった。
 また、近似、全国的に司法書士の不祥事が相次いでおり、会をあげて、多重債務相談をはじめとした執務姿勢を見直すべき時期を迎えている。
 そのような社会状況を踏まえて、日司連からは「債務整理事件の処理に関する指針」が示されているところであるが、静岡県司法書士会では日司連の指針をさらに厳格化したものを規則として制定することを検討している。
 具体的には、「行政機関との連携を図る」、「債務整理事件を受任する際にヤミ金事件を拒否してはならない」等にはじまり、報酬の算定方法にまでおよぶものである。
 講義では、古橋清二氏の私案として解説がなされたが、今後、執行部において、さらに煮詰め、5月の総会に向けて準備を進めることになる。
 全国の模範となるべき規則となるよう、鋭意準備を続けていきたい。


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プロフィール

Author:赤松 茂
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(平成26年5月に事務所移転しました。)

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