民法改正の論点整理その8

(履行の請求の限界)

 債務の履行が物理的に不可能となった場合について、明文の規定をおくことが債権法改正の基本方針では、提案されている。
 具体的には、債務の履行を請求することができないという効果を明文化するということだ。
 提案では、不能の基準を「社会通念」という外在的なものではなく、「契約の趣旨」という内在的なものによることとしている。
 すなわち、履行請求権の限界が契約に基づいて画される、ということである。
 債権法改正の基本方針のキーワードのひとつは「契約」である。
 「契約」というキーワードに照らして、提案全体を見渡すことも必要だ。

 ところで、この部分の改正で、たとえば、運搬中に高価な指輪を湖に落とされたら、それを探し出すように命ずることは法的には、できなくなってしまうのかもしれない…。

コメント

ドラえもんDVDボックス購入!!

大阪会の意見書は,かなり面白いですね。単に検討委員会に対する意見だけではなく,+アルファとしての興味深い提案がありますよね。「湖底の指輪」問題は,大学の講義で,しばしば取り上げられるもんだいですね。
 2月からは東大での講義もはじまるし,がんばらねば!

よくDVD購入のお許しがでましたね。

 大坂会の意見書がまだ届きません。

 発売前に予約しているにもかかわらず、配達されるのが、店頭に並ぶよりも1週間も遅いとは・・・。
 一度、書籍の売買予約を解除してから、店頭で買いなおしたほうがよいかもしれませんね!
 ところで、売買予約の解除理由は、債務不履行でいけるでしょうか。明示に期日指定はしておりませんが、発売前に予約するという事実は、発売と同時に配達を依頼していると評価することは可能でしょうか。
 それとも、やはり合意解除しかないですかね~。



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