平成21年度関東ブロック司法書士会協議会 会員研修会

 平成21年11月14日(土)14時から17時まで、東京・ベルサール神田において、平成21年度関東ブロック司法書士会協議会 会員研修会が開催された。テーマは、「民法(債権法)改正の動向」であり、講師は、早稲田大学教授の鎌田薫氏である。なお、鎌田氏は、後述する民法(債権法)改正検討委員会の全体会議の委員長でもあった方である。
 講義は、次の内容で進行した。
Ⅰ はじめに
Ⅱ いま、なぜ民法(債権法)改正なのか?
Ⅲ 民法(債権法)改正検討委員会
Ⅳ 主要な改正提案(検討委員会試案)
Ⅴ 今後の展望

 平成21年10月28日の法制審議会第160回会議において、諮問88号が法務大臣よりなされ、民法(債権関係)部会が平成21年11月24日から開始されることになった。
 鎌田氏は、この部会では、法制審部会開始後1年半を目安に8割程度はまとまった状態で中間とりまとめを公表し、法制審部会開始後2年半を目安に要綱案を作成していきたいとの意向を示された。
 今回の受講生からの事前質問は、なぜ民法改正をする必要があるのか、という総論的な質問が多かったので、総論に力を入れて講義をするが、各論を見渡すことによって、民法改正の必要性がみえてくることもある。本日の研修をきっかけに、司法書士からの建設的な意見が出されることを期待する、とのことであった。
 また、法制審議会において、これから民法改正の議論がはじまるところなので、司法書士には、できれば基本方針を参考にしていただき、活発な意見を述べていただくことを期待する。なお、法制審の中間とりまとめの公表間際に意見を述べても遅いだろう。できる限り早く意見提出の準備にとりかかっていただきたい、との助言が述べられた。

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