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日司連第71回定時総会②

 平成21年6月19日、前日に引き続き、日司連定時総会が開催されている。
 日司連の行う事業につき、代議員M氏より、次の要旨の質疑がなされたので、引用する。

 世界的な不況を受け、「派遣切り」が社会問題となったことは記憶に新しい。
派遣労働者から寄せられる相談は、相談者が相談をした日の食費すら窮するという深刻を極めるものも散見され、非正規社員の賃金水準の低さ、安易な解雇、雇用保険の未加入による失業保険の不受給、という労働条件の悪さが浮彫りとなった。
 このような社会状況を受け、日司連では、平成19年度より、各単位会に対し、毎年11月に「労働トラブル110番」の実施を呼び掛け、会員が個別労使紛争に取り組む機会を積極的に設けているところである。日司連が「労働トラブル110番」の実施を呼びかける等して、労働者の権利保護の実現を図ることは高く評価することができる。
 しかしながら、「労働トラブル110番」の実施を呼びかける以上、日司連においても、具体的事業として個別労使紛争の対策に取り組むことが重要ではないだろうか。各単位会に寄せられた相談内容を分析して解決方法の共有を図ることや、他団体との連携を図ること、労働法の改正につき意見を述べる等、日司連においてできる事業、日司連にしかできない事業は、労働分野でも、非常に多くあるものと考える。
 なお、平成20年に日司連の「裁判実務研究委員会」が、個別労使紛争に関する書籍を出版されたが、対外的に司法書士が個別労使紛争に取り組んでいることを、より明確に示すためにも、日司連において、個別労使紛争に取り組むための専門委員会(例:労働問題対策委員会)の設置が必要であると考えるが、執行部の見解はいかがか。
個別労使紛争救済に司法書士が一層寄与するためにも、執行部からの前向きな答弁を強く期待する。


これに対し、執行部からは次のような答弁がなされた。

 「労働トラブル110番」の実施等、日司連において、個別労使紛争に取り組んでいるところであるが、次年度以降も、裁判事務研究の一環として労働分野に取り組むことも事業計画として謳っており、予算措置もとっているところである。次年度以降、労働分野に特化した専門委員会を設置するか否かについては引き続き検討をしていきたい。

 日司連における労働分野の今後の事業執行に期待していきたい。



コメント

はじめまして

はじめまして、通りすがりの司法書士受験生の緑茶です。

司法書士が積極的に労使紛争解決に参加できるように、
団体交渉や労働審判に代理参加できるような方向に進めばいいですね。

私も、合格後は労働問題に取り組んでいきたいので、
団体交渉への参加ができる社会保険労務士の資格も受けようかと検討中です。

ようこそ!

 緑茶さん、レスありがとうございます!
 受験時代から、労働問題に興味を持っていただいているとは頼もしい限りです。

 私の知っている司法書士にも、社労士の資格も持っておられる方もいらっしゃいます。(たとえば、長野のK委員長)
 雇用保険の知識等は、労働相談でも、とても役立っているみたいですよ。

 

私もはじめまして

>緑茶さん

団体交渉に参加するだけなら、認定司法書士でも社労士でもかわらないんじゃないですか?どちらも出席はできるけど、代理はできなかったような気がします。(解雇撤回を求める訴え等は司法書士は参加不可かも?)

司法書士試験は大変難易度が高い試験らしいので、同じ年にW受験とかは避けたほうが無難かもしれません><

法学部生さん、はじめまして!

法学部生さん、コメント投稿ありがとうございます。

解雇無効を求める場合は、労働者としての地位確認の請求になりますので、司法書士は代理人となることはできません。

裁判書類作成業務としてご本人を支援することになります。

労働問題や消費者問題に興味のある皆さんが、これから司法書士になっていただくのを期待しています!

受験勉強がたいへんかもしれませんが、ぜひがんばってください!

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プロフィール

赤松 茂

Author:赤松 茂
あかまつ司法書士事務所
静岡県沼津市下河原町48番地

【TEL】055-963-8002

【Mail】 quick-response@nifty.com

(平成26年5月に事務所移転しました。)

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