平成20年度専門分野習得研修プログラム

 日司連の平成20年度専門分野習得研修プログラムが、平成21年1月10日(土)11日(日)に亘り、横浜市東戸塚で開催されている。私は今回チューターとして参加した。同研修プログラムは、「多重債務」「交通事故」に続き3回目であり、今年度は「個別労使紛争」がテーマであった。全国から司法書士104名が受講した。
 この研修プログラムは、10月下旬から必読図書である「労働相談Q&A2008」の通読による予習と必読図書の解説DVDによる視聴研修を行うことが前提となる。さらに、11月中旬からは事前課題の検討による課題研修を行い、事前課題のテーマである派遣契約解除に関する派遣労働者からの未払賃金請求の訴状を事前に提出し、1月のグループディスカッションによる集合研修をむかえるというスケジュールになっている。
 集合研修は、第1講がテーマを「事前課題の検討」として事前課題の解説とグループディスカッション、第2講がテーマを「賃金請求の相談」として相談ロールプレイとディスカッション、第3講がテーマを「労働者性」として相談ロールプレイとディスカッション、第4講がテーマを「セクハラ・パワハラ、解雇・退職」としてグループディスカッションを行うという流れで実施された。1日目に第1講と第2講が行われ、2日目には第3講と第4講が行われる。講義時間は、述べ9時間に及ぶものだ。
 受講生が10名前後のグループに分かれ、それぞれのテーマにつき、チューターを中心に少人数制の集合研修が行われた。

 近年、個別労使紛争に取り組む司法書士が増加し、司法書士会員から労働相談に関する知識をさらに深めたいとの要望も数多く出されているところであるので、日司連において、個別労使紛争をテーマとした研修プログラムがなされた意義は大きい。
 この研修プログラムの受講生が、さらに全国各地で同様の研修を行うことにより、司法書士の個別労使紛争に関する取り組みがさらに深化することを強く期待する。

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